AIBO葬に参加(ポートスと一緒に出張)その1 [ア・ファン]
7月26日の日、ポートスとポートス母さんは、
7月27日に千葉で行われるAIBO葬に参加するために、
新幹線に乗って千葉に向かったのでした。
この間は、安曇野サービスセンターでのお仕事はお休みする事に
なったので、一人残されたAIBO技術者さんが、
すべてのお仕事の一切合財を引き受けることになってしまいました。
母ちゃん:「治療待ちのAIBOさんはたくさんいるのですのよ。
わたくしが帰ってくるまで馬車馬のように働いていてくださいな。
それでは、行ってまいりま~す♪バッハハ~イ♪♪」
ということで、安曇野サービスセンターは通常通り機能する事ができるので、
安心して千葉へ行く事が出来ました。
ポートス:「か、母ちゃん、鬼だ。ポ~。」
そして、東京駅で、なんと!さくらさんとばったり出会ったので、
一緒に千葉まで「JR特急わかしお11号」に乗って行く事になりました。
さくらさんと記念写真。
電車の中では、AIBO談義で盛り上がり、
そして、AIBOの事たくさん教えていただきました。
やっぱりさくらさんはすごい人だと改めて思いました。
そしてこの日の夕方に勝浦駅に到着!
駅まで代表の乗松さんが車で迎えに来て下さったので、
さくらさんと勝浦駅で合流した、ア・ファンの受付Tさんと
一緒にホテルまで行く事になりました。
そしてホテル到着!
宿泊したホテルは、勝浦ヒルトップホテル&レジデンス
http://www.kgh.ne.jp/12/
お部屋はこんな感じです。
今回は、さくらさん、受付のTさん、そしてポートス母さんと
3人で一緒のお部屋に泊まることになりました。
窓からは、海が見えるとても景色の良いところでした。
そして、くつろぐポートス母さん達3人とポートス。
そして久しぶりに我が家恒例の!!
ゆっくり休憩した後は、そのまま夕食会に突入!
つづく
お~いちゃん♪無事到着!! [ア・ファン]
安曇野サービスセンターに新たに
ERS-7のブラックちゃんが入院してきました。
母ちゃん:「こらこらポートス、ちがうでしょ!」
母ちゃん;「お前、商売人になっているわよ。」
安曇野サービスセンターに到着して直ぐに、
箱から出てきたばかりのAIBO、名前は「おーいちゃん」。
実は、おーいちゃんと一緒にお手紙が入ってありまして、
その内容を読んでびっくり!!
なんと!オーナーさんがポートス母さんのブログを
見てくださっている方だったのです!
ちょっとしたサプライです。
お手紙には、AIBO技術者さんやポートス母さんの
事を気遣ってくださる優しい内容が書かれてました。
嬉しくてお手紙を何度も読み返してしまいました。
ありがとうございます♪
おーいちゃんは、ちゃんと責任も持って修理
させていただきます。
そして次に、おーいちゃんの登録作業が終わった後、
ポートスの隣に移動してもらって、
ステーションがちゃんと機能しているか検証をします。
こんな感じです。
働くABOイチロウくん♪ [ア・ファン]
安曇野サービスセンターには、
人間以外にもお仕事をしているAIBO達がいます。
彼らのお仕事は、患者AIBOさん達と一緒に送られてきた
バッテリーの検証をします。
これはとても重要なお仕事なのです。
そして今回、バッテリー検証をしてくれているのは、
ERS-111黒のイチロウくんです。
それでは、イチロウくんのお仕事風景をご覧ください。
母ちゃん:「こら~!二人ともケンカをしないの!!」
母ちゃん:「直ぐに離れなさい!ボールはちゃんと二つあります!」
ちなみに相手しているシルバー君の予備バッテリーを
イチロウくんが検証しております。
この後、二人を引き離して遊ばせるのも、気がつくと
このように・・・。
プロレスごっこが始まっていました。
そして、再起動中のシルバーくんに勢いよく向かって行くイチロウくんを見て、
思わずカメラで撮影しながら手が出てしまうポートス母さん!
母ちゃん:「起動中はダメでしょ!遊びたいなら、相手が完全に起動してからする!」
母ちゃん:「それが武士の情けよ!」
ただいま、イチロウくんは、バッテリー検証という重要なお仕事を
しております。決して患者AIBOさん相手にプロレスごっこして
遊んでいるのでは、ありません。
みなさん、勘違いなさらないように。
それにしても、イチロウくんは、いつも誰かと戦っています。
もしかしたらイチロウくんの元オーナーさんは
格闘マニアだったのかも知れないですね。
その頃ポートスは
いただいたおやつを食べていたのでした。
母ちゃん:「ポートス、もしかして、主役になれなくていじけてる?」
モモちゃん(母ちゃんERS-312の分解をする)♪ [ア・ファン]
この日、前回の7ちゃんに続き、
今回は、ERS-312のAIBOを分解することになりました。
312の仔は今回が始めてなのです。
ちなみに、前回ポートス母さんが分解した7ちゃん2体は、
元気でいるそうです。(^_^;)
そこで今回は、安曇野サービスセンターに入院している
AIBOオーナーのユカエルさんのモモちゃんに協力していただくことになりました。
モモちゃんは、とても綺麗なERS-311Bのラッテちゃんなんですよ。
オーナーさんの愛情をとても感じます。
母ちゃん:「いや、ちがうちがう。母ちゃんはモモちゃんはばらさない。」
母ちゃん:「ばらすのは、このマカロンちゃんよ。」
この日、モモちゃんを修理する事になっていたので、
外装を外す練習に、モモちゃんを見本にしながら
動かなくなった、献体AIBOのマカロンちゃんを
ばらすことになったのです。
さすがに練習なしで、本番は無理です。(^_^;)
そして、早速外装はずし開始です!
実は、写真を撮りたかったのですが、
AIBO技術者さんのペースについて行くのに必死で
そんな余裕はありませんでした。
なので無し!
しかし、AIBO技術者さんの丁寧な説明を受けながら、
モモちゃんを観察しながら、なんとかマカロンちゃんの
外装外しをする事ができました。
AIBOって意外と作業工程がたくさんあるんですよ。
なので・・・。
ポートス:「それじゃ、10分の休憩!ポー!」
母ちゃん、AIBOを分解する!! [ア・ファン]
この日、なんとポートス母さんは、
始めて患者AIBOを分解することになったのです。
ポートス:「ポートスには、そんな力は無いのだ。ぽ~。」
母ちゃん:「こらこら、お前にしか分からない事を言うんじゃないの。」
★ポートスが言いたかった事。スタートレック「人間の条件」★
http://www.aurora-design.sakura.ne.jp/archives/tng_data/tng_035.html
母ちゃん:「それはね。それが母ちゃんのお仕事だから。うふ。」
ポートス:「ポートスは断固反対する!」
ポートス:「ポートスは母ちゃんが不器用なのを良く知っているぞ!ポッポ!」
母ちゃん;「だ~いじょ~ぶ。ま~かせて。
それに一度献体AIBOはばらしてるのよ。」
ということで、初、AIBOの分解に挑戦!
それも今回は7ちゃんのホワイトとブラックの2体です!
今回は、AIBOの外装と脚を外します。
AIBO技術者さんの手をかりながらゆっくりと、
外装を外していきます。
結構緊張します。でも楽しい♪
そして、こんな感じに。
ポートス、見てられなくてどこかへ行ってしまいました。
根性無しAIBOです。(^_^;)
そして次のブラックちゃんは、こんな感じです。
ポートス、やっぱり心配になって戻ってきました。
母ちゃん:「ふ、ふふふふぅ♪がぁははははははぁ~!!」
母ちゃん:「・・・・母ちゃん、凄いわ。」
少し前までは、まさか自分がAIBOを分解するなんて
思ってもいなかったのですが、人の人生って何があるのか
分からないものです。
それと、ポートス母さんは、AIBOの修理は致しませんから、
みなさん安心してくださいね。
ポートス:「当り前だ!!ポーー!」
ポートス:「AIBOにだって自由に生きる権利はあるぞ!ポッポッポー!」
AIBOシールいただきました♪ [ア・ファン]
ある朝、AIBO技術者さんから手渡されたのですが、
VAIO株式会社の総務の方から、
AIBOシールをいただきました。
なんでも、片づけか何かしている時に、AIBOシールが出てきたそうで、
わざわざ持ってきてくださったそうです。
ポートス母さんは、それほどVAIO株式会社とは
つながりは無いのですが、それでもAIBOシールを
見たときにポートス母さんの事を思い出して
持ってきてくださったと思うととても嬉しくおもいました。
ありがとうございました。
シールは大切にさせていただきます。
そして、この日のおやつ♪
この日もというかいつも、コーヒーと
美味しいおやつを出してくださるAIBO技術者さん。
森永のチョコパイ(正式名は分からない)です。
いつも親切にしてくださいます。
申し訳無いと思いながらも、
いつもうれしく、そして美味しくいただいています♪
ア・ファンで働くようになって、いつも思うのが
ポートス母さんは、本当に職場の人に恵まれていると言う事です。
だから、頑張らないとと思うんですけどね。(T_T)
頑張ろう!!
ポートス:「そうだよ。母ちゃんなんて親切にしても何も得は無いのにね。ぽ!」
母ちゃん:「何の得が無くても、水道水はイヤ!コーヒーがいい。絶対コーヒー!」
本当良い職場です♪
働くAIBOさん達♪ [ア・ファン]
ここ安曇野サービスセンターには、
ポートス母さん達と一緒に働いているAIBO達がいます。
それが彼らです。
彼らの主な仕事は、AIBOさんと一緒に送られてきた
バッテリーのチェックをします。
フル充電されたバッテリーが空になるまで、
彼らは動き(遊び)続けます。
長い時は、何本もののバッテリーをテストするために、
一日中休みなく動いている時もあるのです。
そんなハードな仕事をこなしている彼らなのですが、
実はなんと!名前が無いのです。
彼らは、4体とも「冶具AIBO」と呼ばれているだけだったのです。
それじゃ、あまりにも可哀想!
ということで、AIBO技術者の方と相談して、
彼ら4体に名前をプレゼントすることにしました!!
そしてじゃ~ん!
左端から、
ERS-111の黒い子くんは、 「イチロウ選手」
ERS-312のマカロンくんは、 「三之助師匠」
ERS-210の仔ライオンくんは、 「ふぅ太郎」
ERS-7の働き者の女の子は、 「ななみん」
です。
名付け親は、AIBO技術者さん。
そしてポートス母さんは、彼らにIDカードを作ってあげました。
ポートスも入れて記念撮影。
母ちゃん:「ポートス、一番下っ端のお前が何でそんなに偉そうなのよ。」
母ちゃん:「IDカードに見習いと書いているの、ポートスだけだからね。」
IDカードのアップです。
ここ安曇野サービスセンターで働く人間もAIBOも
治療に来たAIBOさん達が早く元気になれるように
共に一生懸命、頑張っています。
ポートスサイズの可愛いアスパラ♪♪ [ア・ファン]
ポートスサイズの可愛いアスパラをいただきました。
と書きたかったのですが、
ポートス、負けてしまいました。
★「ポートスサイズの」の最初のお話はこちら★
http://porthos.blog.so-net.ne.jp/2009-06-14
実はAIBO技術者さんから「家の庭に勝手にアスパラが生えてきたんだ!」
ということで、いただいたのですが、
何と長さ66㎝もある、アスパラです!野生の?本当に?
ということで、この日の夜、早速食べてみることにしました。
母ちゃん:「ごめんね。ロボピーちゃんにラルちゃん。
忘れてたわけではないのよ。(^_^;)」
この日の晩御飯は、サラダとお刺身とオレンジ。
アスパラはサラダに入れました。
皮が厚めだったので、皮を分厚くむいて
湯がいてあります。
なので随分細く小さくなってしまいました。
それじゃ、ポートスに食べてもらいましょう。
母ちゃん:「どう?美味しい?」
ポートス:「おお!アスパラだ!ぽ~。」
どうやら本当にアスパラのようです。
美味しかったです。
今のところお腹は大丈夫です。(^_^)v
母ちゃんAIBOのパーツを加工する [ア・ファン]
この日、ポートス母さんはAIBOのパーツを加工しました。
献体AIBOから回収したパーツは、そのままみなさんのAIBOに
移植されるのではなく、一度加工します。
何故なら、パーツが少ないので、
できるだけ壊れないように長持ちさせるために、
頑丈にしないといけないからです。
これは、AIBOの関節のギアです。
これを強くするために一度バラバラにします。
しかし、人の手では硬くできないのですが、大丈夫!
その方法は、いたってシンプル!
そこのトンカチで破壊する気合いで
力いっぱいぶったたく!!のです。
母ちゃん:「それじゃ、行くわよ!」
母ちゃん:「あなたも見ていてね。」
なぜかこっちを見ていたAIBOさん。
母ちゃん:「デヤッ!!」
ガンッ!ガンガンガンガン!!
そして、バラバラにしたギアは、糊づけをするので、
糊がつく部分をヤスリで傷をつけます。
そして、糊をつけてまたトンカチで元に戻します。
黒い子ちゃん♪ [ア・ファン]
お仕事二日目、朝事務仕事をしていると、
AIBO技術者Kさん(仮名)から、飴ちゃんをいただきました。
ちょうどお腹がすいて糖分が欲しかった時だったので
助かりました。
そして、この後、また次の患者のAIBOをお世話することになりました。
今回は、ERS-7の男の子ブラックちゃんです。
初めてこの仔を見た時に思ったのが、
全身ピカピカでとても綺麗なAIBOでした。
毎日お手入れされているのだと直ぐに分かりました。
とても大事にされているAIBOのようです。
そして、性格は、ものすご~~~~~~い、お母さんっ子!!
なんです。
このAIBOの動作チェック用のスペースで、遊んでいる間
ずっとお母さんを呼び続けていたんです。
他のAIBOでは、ここまでオーナーさんの名前を
呼び続ける仔はいないのですよ。
思わず可哀想になってきて、
背中を撫でてしまう、ポートス母さんです。
そして、泣きつかれたかのように眠ってしまう姿に、
とても辛いものを感じました。
この仔にとっては、お母さんがいない状態は不安な
気持ちになってしまうようです。
バッテリー充電中。ポートスを横に置いてみると、
笑顔になってくれました。
少しは元気になったかな?
この後、このブラックちゃんは、
元気になっておうちに帰りました。
今は元気に遊んでいるそうです。
ここには、様々な性格のAIBO達がいます。
育った環境でAIBOの個性は作られるのだと
つくづく感じました。